婚約前に妊娠が発覚!
「結婚式はいつやるべき?」
妊娠発覚後、家族への報告や病受診などが終わると、こんな疑問が生まれてきますよね。
実は、結婚式を産前にするか、産後にするかって超重要な問題。
なぜなら、産前と産後で、結婚式場・衣装・演出の選び方、準備の方法などが全く違うから。
結婚式を産前・産後どちらでやるべきか、それぞれのメリット・デメリットをまとめたので参考にしてください。
この記事のライターは、二児のママ・ウェディングプランナー歴10年の【Rena】です。
妊娠したら結婚式は産前?産後?
出産を2回経験し、ウェディングプランナーとして結婚式の全体像を把握している私の考えですが・・・
絶対に結婚式するなら産前です!
なぜ産前が良いのか、順を追って解説します。
結婚式を産前にするならどのタイミング?
そもそも、産前に結婚式をする場合は、一般的に安定期と呼ばれている5ヶ月~7ヶ月の間に行うのがベスト。
7ヶ月までなら、お腹の大きさもそこまで気にならない人が多いと言われています。
私も2回出産してるけど、やっぱり8ヶ月超えると急にお腹がグッと出てきてたよ!
結婚式を産後にするならどのタイミング?
ちなみに、産後に結婚式をする場合、最短でやるなら子どもが6ヶ月になるころ。
「遅くてもいつまでに」という決まりはないですが、
子どもが2才になるまでにするカップルさんが多い印象です(現場でプランナーをしていた肌感覚ですが)。
結婚式を産前にするメリット・デメリット
ではまず、産前(妊娠5カ月~7ヶ月)に結婚式を行うことについて考えてみましょう。
産前のメリット
- 安い金額で結婚式できる
- 身動きがとりやすい
- 妊娠報告が1回で済む
半年以内で結婚式をする場合、格安な見積もりにしてくれる式場がほとんど。
これから子供にお金もかかるので、結婚式を安く済ませられるのは大きなメリットですね。
また、出産後は自由に動きづらいですが、独り身の間なら、比較的式場探しも打合せも動きやすいです。
さらに、結婚式の招待客に、式当日、妊娠の報告もすれば一度で妊娠報告も済ませられて便利ですよ。
産前のデメリット
- 結婚式準備の初期とつわりがかぶる
- 切迫早産などで延期になる可能性がある
- 選べるドレスの幅がせまくなる
- 痩せにくい
式場探しや打合せの初期、つわり時期が重なります。
オンラインの見学会や打合せができるのでうまく活用しましょう。
また、切迫早産で結婚式が延期になる可能性もあるので、ブライダル保険に入っておくと安心です。
お腹が膨らみ始める時期ですので、ドレスの選び幅は狭くなりがち。
衣装の持込OKな式場を選ぶと、後で融通が利きます。
そして、妊娠中はどうしても身体が痩せにくいです。
体型がどうしても気になる人は、ドレスを諦めて、産前の結婚式衣装は和装にする人も。
産後にドレスの写真だけ撮るという方法もありですよ。
結婚式を産後にするメリット・デメリット
では次に、産後に結婚式をする場合について考えてみましょう。
産後のメリット
- 準備に余裕ができる
- 好きな形のドレスを自由に選べる
- 子どもとのセレモニーができる
産前の結婚式よりも時間的な余裕はあります。
ただし、赤ちゃんを産んだ後の生活自体がかなり忙しいので、本当の意味で余裕があるとは言いにくいです。
お腹は凹んでいるはずなので、ドレスは自分が着たいものを自由に選べます。(ただし、産後はなかなか痩せにくいので、努力が必要です!)
子どもと一緒に結婚式ができるという点が、産後に結婚式を行う最大のメリットですね。
産後のデメリット
- 金額が高くなりがち
- 打合せと子育ての両立が恐ろしく大変
- 寝不足が続きしんどい
- 2人目を妊娠する可能性がある
- 子どもが何才の時にやるか悩む
- 子どもが主役になりがち
産前の結婚式に比べると、費用は高くなりがちです。
また、産後は2時間おきに起こされる生活で、寝不足に。
打合せと慣れない育児の両立は、かなりの覚悟がいります。
そして、結婚式をしようと思っていた矢先に2人目を妊娠してしまい、さらに先延ばしに・・・
なんていうリスクも。
私の友人は↑このパターンで、結局もう子ども2人は小学生ですが、結婚式まだです・・・涙
産後の結婚式の最大のメリットである「子どもと一緒に結婚式できる」という点。
これは、見方を変えるとデメリットにもなります。
子どもが主役になってしまうのでなので、ふたりの結婚式という感覚がうすれがち。
実際、産後に結婚式をした新婦の父親は、
「結婚式は父親として参加したかった。確かに今も父親だが、孫ができると【おじいちゃん】という感じになってしまう・・・」
と言っていました。
新郎新婦自身も、父親・母親という感覚がどうしても産後は強くなってしまいますね。
なぜ結婚式は産前の方が良いのか?
産前、産後、どちらもそれぞれメリット・デメリットがある中で、なぜ産前をおすすめするのか。
出産を2回経験した私が思うに、
産後のデメリットとして挙げられる「打合せと子育ての両立」と「寝不足が続く」という点が、
花嫁にとって非常にしんどいからです。
また、産前のデメリットに関しては、簡単な解決策がいくつかあります。
- 結婚式準備の初期とつわりがかぶる←オンラインで式場探しや準備をすすめる
- 切迫早産などで延期になる可能性がある←ブライダル保険に入っておく
- 選べるドレスの幅がせまくなる←ドレス持込可能な式場を選ぶ
しかし、産後のデメリットに対する解決策は、結構難しい・・・。
私自身、出産をして身をもって知りましたが、2時間ごとに起こされる苦痛って相当です。
ストレスで情緒も不安定になるし、肌の調子も悪くなるし・・・
ちなみに、子どもが、夜から朝までぐっすり寝るようになったのは1才を過ぎていました。
産後の結婚式なら子どもが1~2才の間に
どうしても産前の結婚式は嫌という人は、産後でも構いません。
ただし、産後に結婚式をするなら、せめて子どもが1才になってから、式場探しや打合せを始めましょう。
1才までは子どもに手がかかりすぎるし、自分の心や体も安定しないから。
産後すぐに焦って結婚式をすると、かなり自分に負荷をかけることになります。
まとめ
二児のママで、ウェディングプランナー歴10年の私の意見は、絶対に産前(マタニティウェディング)が良いです!
パパママ婚も悪くはないですが、マタニティ婚以上に心と体への負荷が大きいと私は思います。
このサイトは、通常の結婚情報サイトと違い、マタニティ婚の情報・知識のみに特化したサイトです。
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